疲れた
昨日ホラーだと決め付けていたが、モモの耳は、
食器棚の中に勝手に入っていた…つか、自分が食器棚を
乱暴に開けて閉めている間に挟まって取れたらしい。
ごめんよ…モモ…
ごめんよ…子供ら…疑ったりして。
今朝修繕してバッチリできたが、ほんとに似てない。
ピンクのうさぎって感じ。
土砂に埋もれて大破した車の中から
生存者確認!というニュースを見たとき
涙が出た。もしかして神様いるのかも…と思った。
度重なる大きな余震に、恐怖で泣いてしまう人を見ても涙が出る。
倒壊した建物を見ても、山がどんどん崩れていく映像を見ても。
あの日々を思い出すから。
心身ともに消耗しきってたあの頃に自分がどんどん帰っていくから。
どんなに辛いだろう。
どんなに恐いだろう。
どんなに不安だろう。
足元から自分の根本が崩れていく。
見慣れた風景が二度とかえらないものになる。
死に限りなく近づいた、恐怖と隣り合わせの非日常が
延々と続く。
当たり前のようにそこに存在した、当たり前の日常が、
もうそこにはなくて、自分から完全に離れてしまって
霧消する。
山積する瓦礫に埋もれた、愛しい日々の思い出。
もう、うんざりだ。
もう余震なんか来ないで欲しい。