怒ってるんです

どうしても肌に合わない、どんな文章を読んでも腹が立つ以外
何も感じないようなエッセイストが数人いる。

某エッセイストのエッセイを先日新聞で読んだのだが、
内容は省略すると「男性は夏になると女性が美しくなるという。
恐らく夏は女性が薄着をして肌の露出度が高くなるからだろう。
女性は、女性の化粧崩れしてテカテカに汗で光った肌とか、処理し切れてない
無駄毛が見える背中などが気になって、女性がきれいになったとは思わない。
むしろ着膨れしている冬の方がずっときれいに見える。
このように男性は物の見方が大雑把で羨ましい。女性とは細かい所が
気になるものだ」
というものだった。
失礼だが、こう言う断定調の文体で納得などいった事がない。
だからエッセイは嫌いだ(なんてね)。
私は一応女性だが、他の女性が化粧崩れしてようとテカテカ脂だか
汗だかで光っていても気にしないし、人の無駄毛など気になったことも
ない。
あまりにも何事も気にしなさ過ぎ、鈍感すぎで周囲との軋轢を起こしている
くらいなので、私などは判断基準にならない事は百も承知だが、男性は
大雑把、女性は細かい、などという決め付け方、これにはうんざりする。

今日は今日とてそのエッセイストのエッセイをまたもや同じ新聞で
読む羽目になった。
です・ます調もである調も混在の訳の分からない全く内容が把握できない
エッセイで、誰がこの人を選んだんだろう…と呆然としてしまった。
韓国と日本のお笑いが似ているというタイトルなのだが、内容は
ズレまくりの逸れまくり。しまいにはハリセンで叩かれるのを見て笑って
いる人と、イラク人捕虜を虐待して笑っている米兵は似ているなどという。
訳わからんがな!!

かーっぺっぺっぺ
けっ
文章家はもっとまともなのを選んでくれよな。

病院の待合室でたまたま手に取った雑誌でもこの人がなぜか
エッセイを書いているのを目撃してしまって、「なんだまた
こいつかよ!」と息巻きながら、怖いものみたさ・地雷踏みたさで
読んでしまい、そしてまた腹を立てている自分。
変だよなー全く。