テニスおじさん。

今日は保土ヶ谷にあるオートテニス場に行った。
オートテニスと言うのはバッティングセンターのテニスバージョン
みたいなヤツで、お金を入れると前方の穴からボールがポンポン
飛び出してくるのである。
オートテニスの隣には壁打ちテニスのコートがある。
私と友人がそれぞれのブースで、ラケットを振り回して
髪を振り乱して駆けずり回っていたら、その壁打ちのコートにいた
おじさんから声がかかった。
まず、そのコートに近いブースにいた友人が「ラケットの
持ち方が…」と注意をされた。
そのうちおじさんは私がそのおじさんが友人に話しているのを
聞く体勢になっているのを見つけると、私にも声を掛けてきた。
打った後ラケットがうつぶせになっている(それは見た目めっちゃ変
やったやろうと思う)との事。
そのうちおじさんがうちらのところまでやってきて、指導も本格的に
なった。
おじさんは昔テニススクールのコーチをやっていたとかで、教えるのも
めちゃ上手い。的確でなるほど!と腑に落ちる事ばかり。
しまいにおじさんの打つボールを打ち返してまるでいつものテニス
スクールみたいだった。

そしていろいろな事をたくさん話をしてにこにこ笑顔で帰って行きはった。
ポロシャツにウエストゴムの綿パン。それにサンダル履き。
なかなかイカスおじさんどした(50代くらい)。

おじさん、見るに見かねて声をかけてくれたのだろう。
むちゃくちゃなフォームでラケットを振り回してる変な二人組みの
オバハンに。

また来て会ったらただで教えてあげるよ!とのことだったが、
どないしたらええもんやら。
教えてくれはんのめっちゃ上手いねんけど、なんか申し訳のうて…トホホ。